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品質管理検定とは何か

品質管理検定とは

品質管理検定は日本規格協会が主催する検定試験であり、QC検定とも呼ばれる試験である。
大手のメーカーなどでは3級以上の取得を義務付けている会社もあるようで、その3級でも凡そ2人に1人は落ちるレベルの難易度はある。

品質管理検定は3級の時点で管理図の計算に数学的なセンスが必要となり、2級以上になると本格的に大学基礎レベルの統計学の問題が出題される。
2級になると3人-4人に1人しか合格できず、3級から2級になるだけで、一気に試験範囲が広がるのが特徴だ。

また、品質管理検定の難しさは単純な暗記が通用しないと言う点にある。
いわゆる過去問の使い回しは一切なく、情報系のITパスポートや情報セキュリティマネジメント試験などと違い、暗記だけでは戦えないのが品質管理検定の難しいところだ。
3級なら管理図以外は暗記でも対処可能であるが、2級の計算問題は毎回出題形式が変わり、実践編に至っても単純な暗記ではなく、品質管理における現場改善を理解しているかということが、正面から問われる問題が多くなっていることに挙げられよう。

出題形式が毎回変化するがために基礎理解がなければ戦えないと言うのが品質管理検定の難しい最たるところである。

本サイトは基礎学習編と問題編の2つを用意しており、比較的難易度の低い他資格との兼用問題を出してもいる。
もちろん公式は覚える以外にないし、暗記は必要であるが、それ以上に品質管理手法を現場で使うようなイメージを立てることが重要だ。

また、本サイトで計算問題を解く際は、できるだけパソコンで解くことをお勧めする。
特にスプレッドシートを使うと良い。
実際の試験ではスプレッドシートを使えないが、統計学の問題を解くにはスプレッドシートで計算式を入力しながら解くと吸収は早い。
そのため、計算問題を解くにあたってはスプレッドシートを用いて計算をしてみるのがお勧めである。

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